横倉山自然の森博物館
知県越知(おち)町の横倉山自然の森博物館を見学してきました。10/12に、オープンしたばかりの施設です。
越知町は、国道33号線沿いで清流「仁淀川」が四国山地を横切って高知平野に出る所にあります。
町のほぼ中央にある横倉山は、平安末期の安徳天皇伝説や地質・植物学の研究地としても知られています。
ここに町立の博物館がオープンしました。建物は国内外で高い評価を受けている安藤忠雄(あんどうただお)氏の設計です。建築界の"ノーベル賞"と言われる"ブリッカー賞"やたくさんの賞を受賞している世界的な建築家で、最近、東京大学教授に就任された事でも知られていますよね。
この建物は、町職員の熱心な働きかけで安藤氏の設計となったそうです。
建物はコンクリート打ち放しの外観ですが、横倉山の廻りの自然を活かして、デザインされています。館内は自然や歴史などをテーマにしていて、
アプローチ
道33号線の安徳天皇陵参考地の標識に沿って、山道を入ります。途中、大型バスや身障者用自動車以外は、駐車場に止めて約1kmを歩きます。
カーブを過ぎると右手に建物が見えてきます。スロープを登って円形の部屋を廻り、エントランスにアプローチします。壁に開口があいていたりなかなか楽しい。白い石を敷き詰めた、さざ波の立つ浅い池が印象的です。
右手に受付があります。ここで入館料の支払い。お土産等も販売していますよ。
展示内容
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越知町・横倉山パノラマモデル
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横倉山を中心とした越知町の立体地形模型を映像解説で、町内の自然や文化、歴史のあらましを紹介しています。
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アカガシ原生林の不思議
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横倉山の尾根に広がるアカガシの原生林の中で繰り返される自然のサイクルや感動的なドラマ、この森ならではの珍しい植物や動物の生態系をジオラマで紹介しています。
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横倉山の生い立ち
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今から約4億2〜3000年前、南半球にあったゴンドワナ大陸が分裂、移動し長い年月をかけて、今の横倉山の位置へ移動してきました。その当時のサンゴ礁の海に住んでいた生き物たちの化石や、当時の海底の様子を見ることができます。クサリサンゴなど数多くの化石や岩石があります。
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地球の歴史
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誕生から46億年。海ができ、山ができ、最初の生命が誕生し人類が生まれた、地球と生命のドラマが化石や岩石、隕石で紹介されています。トリケラトプスの大きな頭部標本にびっくり。また原人の頭部は現在の人間よりかなり小さかったのですね。
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横倉山の地質と自然観察・体験コーナー
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横倉山以外の町内で地質的に特徴のある場所の紹介をしています。また実際に化石や隕石にさわってみることができます。ここは特に人気ありました。
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歴史と伝説の横倉山
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安徳天皇が壇ノ浦の戦いの後、四国に落ち延び、横倉山に住んでいたという伝説や江戸時代の越知町の様子を人形や模型、映像で紹介しています。
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牧野富太郎博士と横倉山
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世界的に有名な牧野富太郎博士の発見、命名したと横倉山の珍しい植物などを紹介しています。入館の際に配られたフィールドノートが役立ちます。
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横倉山でのフィールドワークとルール・マナー
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これから山に入る人達へ、フィールドワークの楽しさやルール・マナーを解説しています。
示室はスキップフロアになっていて、階段づたいに大きく廻って下る様になっています。また3Fには屋外に出られる展望ロビー、1FにはAV機器を備えたホールがあり、横倉山の紹介ビデオが放映されていました。
町立の博物館はまだ珍しいですが、身近な事から大きなテーマまで一貫した姿勢があります。この建物から新たなまちづくりの歴史が生まれればもっと素晴らしいと思いました。
大きな空間、見やすい展示もあり豊かな気持ちで外に出ました。外はライティングの設備があり、夜景も綺麗でしょう。また外部にトイレの設備もありました。
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越知町 公式ページ
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横倉山自然の森博物館 公式ページ