四万十川源流点を行く
本最後の清流「四万十川」の源流点を探検してきました。
四万十川は、愛媛県と高知県の四国西南部を流れ、高知県四万十市下田から太平洋にそそぐ四国第2の大河です。しかしその源流点は余り知られていませんでした。5年ほど前から地元有志で、この源流点を再度探す動ぎあり、高知県幡多郡津野町の北東にある不入山(いらずのやま)を源流点として確定しています。
の程、この源流点に行って来ました。国道439号線、高知県津野町舟戸から仁淀村に抜ける矢筈(やはず)トンネル脇の林道より入ります。道は途中まではアスファルト舗装してありますが、未舗装のダートとなります。草刈りや不陸調整など丁寧な維持管理はされています。車ではトンネル脇より約15分の距離で高低差はややありますね。
ルートはもう一つ。津野町舟戸から不入渓谷沿いを登るコースがあります。
流点近くの林道脇に、当時の内閣総理大臣宮沢喜一氏の署名のある源流碑があり、橋本高知県知事の建立由来を記した碑文が脇にあります。またサイン帳があり来た方の署名や感想が書かれていました。
四万十川源流碑建立由来
不入山は神秘な霊山として人々に深い尊厳と信仰を集めて今日に至っている。
その不入山より湧き出た一滴の水が一筋の流れとなり川となってそれぞれの地域の文化を育み乍ら一九六kmの大河を形成して太平洋に注いでいる。
此の蒼き流れの四万十川こそわれらの母なる川である。
此の流域に暮す四国西南地域の人々は美しきシ・マンタの天恵に感謝し亦その脅威と戦い乍ら今日を生きている。
我々は此の川を創造した不入山を限りなく栄埒すると共に清流の恵みに感謝し此の川が日本最後の清流として永く人々に愛され親しまれ不変の生命を持ち続ける事を願って此の碑を建立するものである。
平成五年七月建立
四万十源流保存会携
高知県知事 橋本大二郎書
ぐ脇を細いですが綺麗な流れがあります。本当の源流点はここより約15分登った所にありました。ここが太平洋まで約196kmの滔々とした流れの源なんですね。
不入山にも少しですが、ぶな林がありますね。丁度、落葉のシーズンでした。静寂の中、眺望のよい所です。
※:不入山の登山注意を呼びかける立て札に「頂上付近で熊を見たと言う報告があります。大声を叫んでから登りましょう」とありました。ご注意を。(^^;