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"ところてん"の原料の"てんぐさ"は、宇和海の特産で、江戸時代には全国的に有名だったそうです.江戸中期(正徳3(1713)年)の「和漢三才図絵」に「予州宇和島産、景勝(すぐれる)となす。相州鎌倉、富州佐賀関の産これに次ぐ」という記述があります.今回、地元産の"てんぐさ"が手に入りましたので、作ってみようと言う事になりました.
時は奈良時代。食べ残した"ところてん"を外に出しておいたら凍結してしまい、それが日中になって溶け、再び乾燥.それをもう一度煮溶かして冷ましたら、透明なものが出来上がった.これが寒天の始まりだそうです. "冷凍"→"解凍"という過程で、不純物がなくなったから透明度が増し、そのかわりに"ところてん"独特の磯の香りが飛んでしまった.でも、これが大評判になり、その店は大繁盛.江戸時代の"濁り酒"と"清酒"についてのエピソードと似てますね.どちらも、まさに怪我の功名. 実は、"ところてん"にはほとんど栄養価はありません.でも食物繊維がたっぷりある食品なので、整腸作用があり最近では”ダイエット食品”として海外でもその名を高めているそうです.磯の香りと冷やっとする感触が、暑い夏には最適のさっぱりとした食べ物ですね. | ||||||||||||||||||||||||||||||
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written by -konomi-