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宇和島アラカルト

Exhort 伊予神楽

伊予神楽
宇和島市・北宇和郡

鎌倉時代から伝承されているもので、35場からなり勇ましい太鼓や笛の音に合わせて足取り、身振りもおもしろく、魅了されます。

伊吹八幡神社の鬼面、猿田彦の古面に嘉文3(1305)年の銘がある様に、地域で古くから「男子(おかんこ)四国神楽」と言う名前で、四国神楽の源の一つとして行われています。

昭和56(1981)年、民俗無形文化財に国指定されました。

一番 天神地祓勧請太麻之事
天神地神を迎える式です。
二番 一損座着之事
神楽神主一同が祭神楽の座に着きます。
三番 神酒頂載之事
神主は身体を清める神酒を頂戴します。
四番 榊の手洗之事
榊の葉1枚を受けて半分に割き、左右の肩を投げ越して、身体外部の清め祓いをします。
五番 奉幣大麻之事
神前で大麻(御幣)を奉ります。
六番 御祓之事
奉仕する神宮一同大祓の神詞を奉上します。
七番 天地開楽之事
太鼓の曲に合わせて、神主一同が天地開楽の神祓を奉上します。
八番 巫女(かんなぎ)之神楽之事
巫女の舞いです。鈴を持ち、千早の袖をなびかせて舞います。
九番 諸神造酒祭之事
四人の舞で、東西南北の神々に神酒を奉る舞いです。
十番 式三番舞の口明(くちあけ)之事
一人舞いで、シデ(紙垂)を持って四方の神々を寄せ迎えて神遊びを始めます。
十一番 喜余女手草之舞之事
二人舞で、榊の柴を両手に持って、氏子人と四方の海川山野の全てを祓い清めます。
十二番 悪魔払之事
四人舞で、下垂(ひたたれ)を着て、立帽子(たちぼうし)に太刀を腰に下げ、シデ(四手)を持って四方の悪魔を祓っていきます。国土氏子を拡める舞いです。
十三番 大蛇之舞之事
大蕃とも言われます。鬼神が神々を困らせますが、後に善神に立帰り、氏子人に幸をもたらします。鬼の問答が面白い。氏子人と相撲をとり夜神楽を盛り上げます。
十四番 神清浄舞之事
二人舞いで、静かで上品な舞いです。鈴とシデ(四手)を持ち、神々を神楽の庭に迎えて礼拝すします。
十五番 弓之舞之事
国中の災いや悪霊を、武神が弓の神威で退散させます。
十六番 御崎神祓舞之事
二人舞で、四方の神々に黄金の稲穂を捧げて拝礼します。
十七番 四剣天舞之事
四人舞いで、東西南北の四人の皇子が神剣で悪魔を祓い国土を固めます。
十八番 花神祓之舞之事
一人舞いで、天地の神々に千切り散米を供えて祈願します。「盆の舞」とも呼ばれ、盆さばきが見所です。
十九番 仁天剣舞之事
二人舞いで、神剣を持って悪魔を祓います。
二十番 内舞之事
一人舞いで、山の神のお使いと言う神霊によって、柴の束で山を守り、山を治めます。神能風の幽艶な中に深みのある舞いと言われます。
二十一番 火焼(ひたき)之舞之事
二人舞いで他に鎮火をする神主が一人付きます。神火を持って四方を祓い罪穢(つみけがれ)を焼滅して国土を清めます。
二十二番 長刀矛之舞之事
二人舞いで、太刀と長刀を持って、長刀矛の神威で四方を祓い国土の基礎を固めます。
二十三番 古今老神(こきんろうじん)之舞之事
一人舞いで、天児屋根命の神霊と言う翁が現れて、八百万の神々を集め国土安隠を祈願します。
二十四番 飛出手力男之舞之事
手力男命の神霊が悪難の霊を退散させ天下泰平、国土安隠を祈願します。
二十五番 神体鈿女(うずめ)之神楽舞之事
一人舞いで、岩戸の前で大神を和めいさめ天下泰平を祈ります。艶変魅力的です。
二十六番 東方之神皇子之舞之事
二十七番 右大臣之舞之事
二十八番 南方之神皇子之舞之事
二十九番 西方之神皇子之舞之事
三十番 北方之神皇子之舞之事
三十一番 中央之神皇子之舞之事
三十二番 左大臣之舞之事
三十三番 政所翁之舞之事
連続した舞いで、春夏秋冬の月日の配分を問答や舞いで理解する物語風の神楽です。
三十四番 妙剣之舞之事
一人舞いで、妙剣を持って氏子鎮護を祈念して、氏子人の霊剣を身に受けて神前に退きます。
三十五番 神送り之舞之事
「大祓」の神詞を奉上して、厳かな警跿(けいせつ)の声の中、昇神の儀を経て神楽は終了します。
(次第:鬼北町の文化財より)


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